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2008年1月の9件の記事

2004SPEED用FDブラケット

inaさんとこの掲示板で要望がありましたので、2004年のSPEEDに対応したFDブラケットを
設計してみました。

04speed_fd 07speed_fd1
左:04SPEED、右:07SPEED
トップチューブとシートチューブの接合部の高さが違うため、これまでのFDブラケットは
04SPEEDフレームに付けることができませんでした。
トップチューブの上にブラケットを付けて、そこからステーを下に伸ばす形です。

これがベストかどうか判りませんので、ご意見があればお願いします。
今回はフライス加工を前提として図面書いていますので、金ノコでの自作は難しい(とうか
無理)だと思います。簡易加工バージョンの要望があれば別途考えたいと思います。

04speed_fdb_2 

pdfファイルはこちらから→ 「fd03.pdf」をダウンロード

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Old dahonのレストア その3

昨日、今日と解体作業をサクサク進めました。
Kaitai01 Kaitai02
こんな感じでパーツをバラス毎に質量を計って記録していきます。
ほとんど全てが「鉄」なのでずっしり重いです。

Kaitai03_2  Kaitai04
ヘッドパーツのナットの取り外しには「貫通ドライバー」を使います。
軸が柄の方まで貫通しているので、ハンマーでコツコツと叩いても大丈夫。
普通のヘッド部は上下2カ所にベアリングがありますが、これは真ん中に
1カ所だけ。こんな構造で大丈夫かぁ?と疑問に思うような形です。

Kaitai05_2
当然ヘッド部の高さもありません。チューブ側との接合部も小さいですから
強度的には厳しい感じです。

Kaitai06 Kaitai07
さて、クランク部を外す段になって「ムムム」となりました。
チェーンリング側は元々特殊形状ですが、反対側もコッタレスクランク抜きをかける
ネジがありません。「プーリー抜き」が無いと外せないじゃん。(^^;

そいつは家にはありませんので、急遽backさんのところへお邪魔することに。
Kaitai08 Kaitai09
これが「プーリー抜き」です。えらく固くて難儀しましたが、無事外すことができました。

中を見てビックリ。
Kaitai10
シートチューブがBBシェル内に大きく食い込んでいます。
これでは普通のBBカセットは付けられません。
しかたないので、現状のカップ&コーンを使うしかないですね。

ちなみに自転車屋さんでその話をしたら「ホローテック2ならいけるんじゃない?」
と言われました。(^^; さすがにそれは却下です。

解体前には全体重量を計測しました。
Weight01
13.55kgでした。はたしてこれがどの程度ダイエットできるでしょうか。
一緒に計ったmetroが12.88kg、speedが11.90kg(どちらも色々付属品を付けた状態ですが)
現時点ではフロントホイール(タイヤ、チューブ込み)が1410g → 803g とマイナス607g。
ただ、リヤには内装3速ハブになる予定なのでそこは逆にアップですよね。
車体のダイエットに励むとサイフのダイエットも同時に進行するという、うれしくない状況になるのが困ります。

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ホイール組 その前に

今日は会社はお休みです。
家族がいないので、玄関内で解体作業ができます。外は寒いし。

yosiko2さんから「60mmハブは振れ取り台に載らないかも」との話を聞き
うちのも確かめました。すると一番狭くしても80mmくらい。
ムム、おかしいなぁ、今までこれでdahonのフロントホイールを嵌めてたのに。
多少なら無理して入ってしまうようです。
でもさすがに60mmはちと厳しいものが...。

本体をよく見てみると、このストッパーで規制しているようです。
Workman01

構造的に考えて「こんなの無くても問題なし」との結論に達しましたので(^^;
サクッと切断。(←得意技)

Workman02

切ったあとはちゃんとタッチアップして再組立。
こんな感じになりました。
Workman03

これでバッチリです。

午前中にOld dahonの解体作業も行いましたが、それはまたボチボチと
紹介していきます。ヘッドパーツも難なくバラせましたよ。
ベアリングレースが1段しかない面白い構造でした。

追記
ホイール組みました。
Wheel01 
ラジアル組なので、スポークの通す場所に頭を悩ますこともなく簡単でした。
スポークテンションが適正かどうか今ひとつ自信ないので、お店に持って行って
見てもらうことにしましょう。

ハブで気が付いたのですが、同じmetroのハブでも違いますね。
Fhub01
上がyosiko2さん作のspecialハブ(元はmetro)、下がうちにあるmetroハブ。
うちのには「FORMULA」のロゴがありますが、上のにはありません。
製作時期によって調達が異なるんでしょうかね。

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Old dahonのレストア その2

まだ解体作業も進んでいないOld dahonですが、ぼちぼちと準備は進んでおります。

ホイールは前後とも交換しようと思いますのでリムを探しました。
ALEX DA16 28Hのリムが存在するとの情報もいただきましたが、
ダブルウォールのリムまではいらないかなぁと思いつつ。

で、会社の近所にある「ワイズロード赤坂」で掘り出し物を見つけました。
ARAYA 16X1.5 GP-710。1本だけでしたが。
お店の人も「こんなの残っていたんですねぇ」と言ってました。
値札は\1990ですがPOSで見ると\1680。
「在庫期間が長くなると自動的に安くなるんですよ」との事。
今回はなるべく安上がりに仕上げるという目標もありますので、これはうれしい。

とりあえずリムが入手できたので、ついでにタイヤも。
これも以前からワイズの上野で売れ残っていたPoshRider 16x1.35。
まだありました。店頭には3本だけ。\1260/本でした。

ハブとリムの寸法を確認してスポーク長を計算します。
出た長さは「126mm」、うっ、短いっ。
こんな短いのは普通には売ってないですから、作ってもらうしかありません。

そこで、ふと思い出したのが自宅の最寄り駅から2駅先にあるお店。
VILLAGETOP BICYCLE」さん。
お店の日記にスポークカッターの話が載っていた記憶が。
電話して聞いてみたら120mm以上なら大丈夫とのこと。
さっそく会社の帰りに寄ってみました。今日頼めばうまくすれば土曜日くらいに
入手できるかなぁと思って。
すると、はいよっ、とその場で28本加工してくれました。
ありがたいですねぇ。これで週末はホイール組ができますね。
Rim01

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Old dahonのレストア その1

Old dahonのレストア計画を立てるべく解体調査をしたいところなのですが、先週今週と週末も仕事のため全然進んでいません。

本人がそんな状態なのに早くもyosiko2さんからハブが送られてきました。Special thanksです。
私のOld dahonのフロント側のOLD(オーバーロックナット寸法)は約60mmという聞いたこと無い寸法でした。今あるdahonの74mmだって普通じゃないのに、さてハブは今付いている物をオーバーホールかなぁとか考えてました。

これはmetroのハブを加工してシールドベアリングを入れ、巾寸法が60mmになるように軸部品が作られています。
Hub01 Hub02_2

フランジ部の巾がギリギリなのでスポークの干渉を確認してくれとの連絡がありました。
とりあえず取り付けて確認しました。
Hub03_2 Hub04
スポークを内から外へ通すとフォークに当たりますね。
外から内なら大丈夫みたいです。

metroハブは28H、今付いているリムも28Hなのでそのまま使えますがリムはアルミの物に替えたいとこです。
16インチリムを探してみると2種類の大きさがあるようです。
一般車に多い305、スポーツ車に多い349。20インチで406と451の2種類あるのと同様ですね。うちのold dahonは305、349はタイヤ込みでギリギリアウトのような感じです。
ということで305の28Hのリムを探してみます。

ちなみにリヤのOLDは約110mmでした。できればインター3(内装3速)のハブを付けたいかなぁとか考えていますので(インター3は28Hと36H)やはり28Hリムが欲しいとこです。
36Hハブに24Hリムを組むという手もあるようですが、できれば同じ穴数がベターです。
インター3はOLD120mmですが、ローラーブレーキ固定用のナットを薄い物にすれば110mm程度は余裕でクリアできるようです。

フロントリムが24Hだと、このハブはお蔵入りとなりアメクラハブの改造となるのでそれは避けたいところです。

BBは四角テーパーで軸長118mmでした。これは手持ちがあるのでそれが使えます。
クランク側の穴が舐めてなければいいのですが。

サドルは元々の物が割れているので、これも使っていないmetroのオリジナルが使えます。軽量化を考えるとシートポストは交換したいですね。径はφ34で現行dahonのオプション品が使えます。

あとブレーキ関係は全部交換かな。ブレーキ本体、レバー、ワイヤー等々。
ただ、アーチ長は普通のロングでも足りません。これはアルホンガ等の超ロングリーチを使わないとダメですね。

チェーンリングはフロント:46T、リヤ:16T。
クランクへの取付PCDは110mmだったのでコンパクトクランク用のギヤが使えそう。
今付いているのは鉄板なので見るからに重そう。

さてさて、まずはリムの入手が一番最初かな。

Hub05_2業務連絡です。>yosiko2さん
フォーク側の穴とハブの凸部の径がしまり嵌め気味でした。
外す際に軸部がフォーク側に残ってしまい、叩かないと取れない状況です。どちらかを0.1mm程度落とさないとダメですね。
とりあえず、フォーク側を削って対処します。

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はかり

Scale03
うちにある「計り」です。一番下は体重計。秤量100kg、100g単位表示、体脂肪率なんぞも計れるようですがドキっとするような数値が出るので計らないようにしています。(^^;

二番目の秤は秤量1000g、1g単位表示、お菓子作り用に購入したはずですが、最近は自転車のパーツがよく載っています。

三番目は最近入手した秤。秤量20kg、10g単位表示、自転車を車体ごと計るために購入。
秤量20kgのバネばかりは5、6千円もするし、デジタル式は一万円近いので悩んでいたのですが、これは1650円でした。
安いのでダメ元と思っていましたが、同じ品物を他の二台で計った数値と比べてみても差がないので大丈夫みたいです。
もっとも体重計も購入価格は3千円ですから似たような物ですけど。

で、この3連休は自転車の体重測定とか、OLD DAHONの解体とか予定は色々考えていたのですが、結局会社へ行くはめに。(涙)ちょっと担当物件の図面が遅れてるもので...。
さらに追い打ちをかけるようにカミさんが(病院へ)ピットイン。アチャー
今週は私立高校の入試、次の週末はセンター試験といよいよ本番が始まるというのに
困ったことです。
(そんな状況で遠くの自転車屋さんへ行ったバカものもいたようですが...)

OLD DAHONはオリジナルの雰囲気を極力残しつつ、実用レベル(重量的にmetro位に抑えたい)にしたいなと考えています。特徴的なクランクは残しておきたいですね。
替えたいのはまずはブレーキ。これはブレーキ本体、シュー、レバー、ワイヤー一式交換ですね。
次にホイールかな。リムはアルミリムに替えたいところですね。
16インチなんて選択肢あるのかな。
それとフロントハブのOLDが60mmという聞いたことないような寸法なのでどうしましょう。
(yosiko2さん、図面書くから旋盤で削り出ししてくれない?(,_'☆\ バキ )

リヤは内装変速機を仕込みたいですね。
今日ちょっと某所の坂道を走った(お忍びで)のですが、シングルではちょっときついですね。これはママチャリ用のインター3なんかが使えそう。スターミーアーチャーの5速は入らないかな。あとはスポーク穴数が合うかどうかによりますが。

いずれにしても次の休みにでもバラして仕様と重量のチェックをしようと思います。
その後再び走れる状態になるのはだいぶ先になるのかなぁ。

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3台目のdahon

我が家に3台目となるdahonがやってきました。
友人のbackさん(Backyard Productsのオーナーエンジニアでカーボンファイバー、FRP、望遠鏡の専門家。yosiko2さんと同様、私の技術面、加工面でサポートしてくれる師匠です。)から「最近はほとんど使う事が無い」ということで譲っていただきました。

写真のとおり初期型のdahonです。
つい最近まで現役で活躍していましたので、いい状態です。
折り畳みのギミックは現行機種よりも凝った作りになっています。
Olddahon2

Olddahon2 畳んだ状態。
畳み方はハンドルポストを折り曲げ、シートポストを下げ、フレームの真ん中で折りたたむ。
基本の考え方は25年前から変わっていない訳ですね。
 
 
 

Olddahon7 シートポストはスタンドとしては使われておらず、その代わりにフレーム下部にローラーが格納されています。畳む時にはこのローラーを出しておきます。
このローラーはどうして無くなっちゃったのかなぁ。
あれば押してころがすことも可能だったはずなのに。
 

Olddahon5 シートポストは2段のテレスコピック構造です。
固定はクイックレバーになっています。
 
 
 
 

Olddahon6_2 ハンドルポストはこの斜めのステーで固定されています。
ハンドル側のピンで固定されており、ワンタッチで取り外し可能です。 

 
 
  

Olddahon3_2 一番おもしろいのがクランクの収納。
現在はペダルを折りたたんだり、外したりしていますが、
これはクランクそのものを折りたたみます。
写真左の状態から固定ネジを外すと、クランクがヒンジ部から180°反転でき、右の写真の状態になります。
 

Olddahon4 その固定ボルトの頭にしっかりと「DAHON」マークが刻まれています。
 
 
 
 
 
Olddahon99 両サイドプル?なリヤブレーキ。
センタープルと呼ぶそうです。(yukkyoさん、thanks)
 
 
 
 

Olddahon8 SPEEDと大きさを比べてみました。
かなり小さく感じます。
 
 
 
 

Olddahon9 上から見ると大きさの違いがよくわかります。
タイヤサイズが16インチですから当然と言えば当然なんですが。
ただ、問題は重量です、重い。
きっちり計っていないですが、おそらく14~15kg位はありそう。なんとかあと1~2kgくらい減量したいところです。それと現状はシングルギヤなので内装3段程度が欲しいですね。

小径車の増殖の波が我が家にもやってきてしまいました。
現状のままだと車載での使用には問題ないですが、輪行には向かないので、
ボチボチと手を入れていこうかと思います。

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高級車の証

Head00_2 先日のメンテオフでinaさんのBikeFriday Pocket Rocketを見ていて気が付きました。

この手の込んだヘッドマーク。やはり高級車は違うなぁと感心しました。
 
 
 
 
 

Head01_2 それにひきかえ我が家のDAHON軍団のヘッドマーク。特にmetroのはちと悲しい感じが漂います。

気になって自転車屋さんで他のも見てみましたが、最近のロードバイクは重量を気にするせいかほとんどがプリントマークでした。金属製のヘッドバッジを付けているのは極少数でしたね。
 
 
お手軽ドレスアップということで、ヘッドマークを作ってみました。
もっとも凝ったデザインは無理なので、dahonの2008カタログから拝借しました。
それをレタッチし直して、フレームカラーに合わせて色を換えて。
こんな感じ。
Head02
今年はdahon誕生25周年との事なのでいいんじゃないでしょうか。(笑)

ついでに
フリーパックメタ2の取付位置を変えてみました。
Rixen
小径車の長いシートポストを有効活用するとここまで下げられます。
これなら重心も低く抑えられるし、取付も簡単になりました。
あとはmartyさんのようにバッグの底をタイヤで擦らないように注意かな。(^^;
エクステンダーをクイック化して簡単に位置を変えられるようにする事も必要ですね。

もう少しでバッグを完全にサドル下に入れられるのですが。
足を長くするしかないかな。(^^;

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一富士 二鷹 三dahon

Mtfuji02
あけましておめでとうございます。

みなさま、家族団らんのお正月をお過ごしの事と存じます。
しか~し、サイクリストのお正月は走ってなんぼ。
この冬、ツーリング自粛を言い渡されております私も(息子、娘がそれぞれ大学高校受験のため)、冬休みの間に1日位はよかろうと嘆願した結果、許可が出ましたので(あきれて「好きにすればぁ」という言葉でしたが)走り初めに行ってきました。

正月はやっぱ富士山でしょうというという意味のない理屈で富士山の見えるところ。
と言っても、神奈川方面ではなくそのまったく逆方向。
千葉県の先っぽ、館山です。これは館山駅裏手の北条海岸、防波堤の上です。

今回は千葉駅からバス輪行してきましたが、バスの中からはもっときれいに見えていました。時間とともに天気が微妙になり、雲に隠れてしまいました。

走行コースは「埼玉・千葉自転車散歩」という本の「ツールド南房総」というルートをなぞってみました。館山駅から千倉海岸へ向かいます。
Fish
千倉漁港で、これから向かう方向が暗雲立ちこめるといういや~な感じです。
この暮れから真っ青な空が突然雨に変わるという日が続いていますので要注意です。

道の駅千倉潮風王国で食事という予定だったのですが、着いた時間が早すぎたためそのままスルーします。
その先に見えてきたのが野島崎灯台。
Lighthouse
正月2日といえども、この辺は観光客も多いです。
自転車乗りな方々も見かけました。ローディが数組、MTBの3人組、外人さんばかりの10数人のグループ。
ただ、この時点では青空もすっかり曇天となり風も強く、朝のルンルン気分はどっかへ行ってしまいました。こう寒くなっちゃ、さっさと帰るべぇとピッチを速めます。

Nanohana
さすがにこの時期では花もあまり咲いていませんでしたが、道ばたに菜の花がありましたので小休止。

館山駅に着いた時に、ちょうど特急があったのでおみやげも買わず、飛び乗りました。
海浜幕張駅で降り、そこから自宅までの10数キロを自走。
結局本日の走行距離は75km。
「好天の中を海を見ながら走る」つもりで行ったのにちょっと不完全燃焼。
ま、きれいな富士山がみれたからよしとしよう。

うちへ帰ってから気が付きました。
Lost
トゥウォーマーが片一方無い...。(^^;
どこで落としちゃったんだろ?足は冷たくなかったから帰り道かな。

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