結局みんな早起きし、ちょいと早めに会場へ。
何故か「応援組」も一緒に自転車の準備。回りからみると小径車軍団って感じだったでしょうね。我々だけで6台、なぜか隣にもう1台。
こちらの黄色のポケロケクルーソーは女性が乗ってましたね。ステムの構造が面白いです。
向かい側の車は「境川のmasa」さんでした。
私は気づかず、あちらから声かけていただきました。
昨年はお嬢さんがBD-1で40kmコースへ参加されていて、masaさんは後半追いつき一緒に走られたという方です。そのあともブログを拝見させていただいていますけど、ブルベの200~600kmに参加されているすごい方でした。私とはまるで次元が違いますよね。(^^;
開会式も始まっていますが我々は昨年で勝手を知っていますので、スタートゲート近くに陣取っています。
スタートは40人くらいづつ間隔を取って行きますので、最初と最後では結構差がでます。私のように遅い人にとってはこの数十分が貴重です。(^^;
スタートを待っていると、「自転車じて吉」でご一緒するCapreoさんがこちらを見つけてくれました。Capreoさんも佐渡210kmとか銚子センチュリーライドを走られてる方なのですが、坂は得意じゃないと不安げでした。今回は坂対策でMTBで参加との事でしたから大丈夫でしょう。
スタートから約1時間で最初のCP(チェックポイント)北野天満へ到着。
ここまでの走りで思ったのは、昨年一度同じコースを走っているという経験は大きいな、と。
この後どの程度の傾斜だとか登りがどの位続くというのが判っているというのは精神的に楽でした。(もちろん体は楽じゃないけど)
ここから五宝木トンネルまでが一番きつい(そう感じる)長い登りです。
トンネルの少し手前に私設エイドステーションがあります。
ここでは冷た~いわき水を補給し、漬け物や果物をごちそうになりました。方々でコース脇にこのように地元の方がボランティアでエイドステーションを出されていました。こういう所も参加者に評判のよいポイントなんだと思いますね。
ようやく辿り着いた五宝木トンネル。今年はこの入口に昼食ポイントが設けられていました。とりあえずまだ時間的に早いので行きではパスして先へ進みます。
このトンネルから下りで、トンネルの中は涼しくて気持ちがいいいです。
トンエンルを抜けると天気もよく、(その分、暑いわけですが)景色も良好です。
トンネルの少し先にある屋敷のCPでは足切りタイムが11時。昨年もここは通過できていますので心配はしていませんでした。通過時刻は9:45、快調なペースです。
この先、昨年の悪夢のパンクエリアに突入です。そんな事を思いつつ進入した途端に3人続けてパンク修理している方が。(^^;
哀れ、パンクの神の生け贄になってしまった人々。私はそれを横目に見ながらゴメンなさいと思いつつ下って行きます。(^^;
今年はパンクしてる方は多かったと思います。少なくとも私が見かけただけで20人は下らなかったですから。パンクの神もずいぶん手広く活動したようで...。(爆)
しばらく行くと道ばたで休んでいる人が。よく見るとかめねこさん。(驚)
「どうしちゃったの?」、「脚が痙ってもうダメ」とかめねこさんらしくない言葉。
クールインフィットを吹いてあげて先へ行きます。
秋山郷の一番奥の切明CPへ到着。(10:30)実は今晩はこちらへ宿泊する予定です。
ここまでCPでも休息は最小限にし、無駄な時間を省いて来ましたが、ここでは小休止。
補給食のパワーバーを食べ、トイレに行って一休み。
時計を見て次のCPまで約7km、足切り時間は11:30、次も通過できちゃうんじゃないか?と皮算用。
しかし世の中そうは甘くなかった。(^^;
ここからの登りを登り始めた途端、両足がびき~ん、痙りました。
こないだの富士スバルラインの時と同じ箇所。しばらく止まって(って言うか歩けないし)治まるのを待ち、とりあえず押して歩きます。
なんでこんな所でとその時は思っていたのですが、あとで調べてみると去年はガケ崩れでここと違うコースを走っていました。激坂だったのですが「去年はここ登ったじゃん」と思い無理したのが敗因だったかも。
と、その先でまたもかめねこさんに遭遇。(^^;私が休んでいる間に先へ行ったようです。
が、やはり脚が痙っていてかなりつらそう。二人して並んで押してましたよ。
とりあえずピークまで行けば小赤沢までは下りだからそこでリタイヤするとその時は言ってました。
そんな状態でしたのでここで大きくタイムロス。
次のCPを通過したのは11:31、すでにCPは撤収作業中で「真っ直ぐ行って」と指示されました。もっとも、この時の状態では時間内通過でも、その先の完走を考えるとパスしていたと思います。
小赤沢CPで、かめんこさんはリタイヤ宣言(一応)、私は先へ進みます。
屋敷へ向かう下り坂の手前で写真撮影。
写真を撮ろうと思って自転車を止めたら、そこにいたスタッフの方がシャッターを押してくれました。実はその間にかめこさんが追い越して行ったみたいです。(^^;
坂を下って登り返す地点でまたまたかめねこさんが横たわっていました。(^^;
ここでもリタイヤ宣言。
その先の集落でのスイカのもてなし。これはおいしかったですねぇ。
火照った暑い体には最高です。
ここから五宝木トンネルまでの登りが疲れた体にはきつく、ちょっと強く踏み込むと脚が痙りそうで、だましだまし登りました。頭はもちろん、脚にも水をかけて冷却しながらの限界走行。
やっと辿り着いたトンネルの中は涼しくて最高。トンネル内は登りなのですが涼しいし、日差しもないので楽に走れます。
出口に昼食ポイントがありますので、ここでおにぎりタイム。
するとトンネルからかめねこさんの姿が。再びみたび復活して走り出したようです。
昼食引換券を忘れたというので、おにぎりを1個づつ分けて食べました。
2個も食べれる元気無かったし。
長いので第2部へつづく。