金曜日に思い立ち、土曜日に富士山へ行ってきました。
1人で行くつもりだったのですが、やはり道連れが欲しい。
で、「うましか隊隊長」を仲間に引き込むことに成功。
いつものように総武線、東海道線グリーン車の旅+御殿場線で、
御殿場まで輪行。途中から乗車してきた忍太さんと合流。
御殿場駅で珍しいことに輪行女性2人連れに遭遇。
(うち1人はタイレルの小径車乗り)
山中湖へ行くとの事で篭坂峠越えですね。
こういう人をヤマ行こへ誘わなくちゃ。>inaさん(笑)
本日のルートは御殿場駅から富士山スカイラインで新5合目(標高2400m)
までのほぼ登りっぱなしの約35km。御殿場駅の標高は450m位なので
約2000m登らなくてはいけません。かなりの修行系ですね。
世の中には同じゴールに海抜0mから登っちゃう人もいますけど...。(^^;
自転車の準備をしていたら整備不良が発覚。
フレームの折り畳みレバーが緩い。(^^;
前日にブレーキとシフトの調整は入念にやったのですが、ここは見落とし。
輪行時にスパナなんて持ってないし...。
途中で見かけたカローラのお店に飛び込み、モンキーを借りて調整完了。
日頃の点検は確実に。(。_゜☆\ バキ
このルートは町並みを外れると補給ポイントがありません。
見かけたコンビニで確実にゲットしておきましょう。
これは補給ミスで残り3kmで撤退を余儀なくされた忍太さんからの忠告です。
天気予報では晴れ間があるはずでしたが、どうも空は雲に覆われています。
富士山が見えないのは残念ですが、この先の登りを考えると日差しで暑いよりは
よほどいいかも。
スタートして約1時間、「馬返し」の看板が見えます。
この先、登りがきつくなるので馬をここで帰したという事でしょうかね。
ここまででも充分きついんですけど。(^^;
さらに登ると「御殿場口登山道入口」へ到達。
ここから先は横方向へ移動する形なので、アップダウンも緩やかになり、
一息つけます。
水ヶ塚駐車場で小休止。この先5合目までは給水ポイントも無いので
ここの自販機で購入。(すでに高地値段ですが)
ここで一瞬、雲が切れて富士山の山肌が見えました。
いよいよ5合目へ向けて、登り始めます。
ほどなく2合目1600mの看板が。
「気分爽快」とありますが、私的にはすでにバテバテ。(^^;
道路端には残りの距離数が表示されているので、それを見つつ進みます。
もっともこれが結構クセもので、調子よく進んでいるときはいいのですが、
そうでないと全然進まね~と落ち込みます。(^^;
七曲がり駐車場(1900m)で小休止。
上の方は雲に隠れて見えません。
この先、2000mを越えてからなんだか調子悪いです。
普通に走っていても心臓バクバクで、ちょっと走っては止まるの繰り返し。
もしかして空気が薄いせい?
仕方ないので、こまめに止まって落ち着くのを待ちます。
一緒に走っている忍太さんはまだまだ余裕みたいですけど、
終始私の遅いペースに合わせているので、かえってそれが大変だったかも。
正直、今回は1人じゃなく忍太さんが一緒にいてくれてよかったです。
1人だったら間違いなく途中でリタイヤしてましたね。
リタイヤして180°方向転換したら楽になるんですから。
こういう修行系は1人では無理があると悟りましたよ。(^^;
休憩時に忍太さんから「踵が下がってるよ」と指摘を受け、そこから先は
逆に引き脚だけで走ってみると、これが正解。
ペダルが回せるようになって、速度もアップ。
疲れてくるとついつい踏み込みだけで進もうとして、余計効率悪くなって
しまってるんですね。
ようやく4合目。
あと少し、ここまできたら最後までがんばらねば。
ここまでスローペースに付き合ってきてくれた忍太さんは、ラストスパートで
一気に見えなくなってしまいます。
それでもなんとか気合いで5合目まで辿り着けました。
道路上には5合目の看板が無いので、階段を担ぎ上げて証拠写真撮影。
その時、ちょうど雲が切れて頂上を拝むことができました。
苦労して上がってきたご褒美ですかね。(^^)v
結局、スタートして約5時間でゴールに到着。
一応想定していた時間どおりなのですが、思った以上にきつかった。
5合目にはまだまだ雪は残っていました。
スキーやスノボを抱えて降りてくる人も沢山いましたし。
でも、駐車場にいた普通の人からは「マジかよ、自転車だよ」との声が。
ご心配なく、こんなとこまで自転車で上がってくるのは「うましか」な
連中だけです。(^^;
これで昨年の富士スバルラインに続き2本目を制覇。
残すは一番きつい「あざみライン」。でもこちらは最大斜度が20%越え。
「君子危うきに近寄らず」、がいいのかも。(^^;
本日のルート(登り編)はこちら。
下りはつづきで。