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2009年12月の10件の記事

イタリアンデザインにダメ出し

先日購入したイタリアはDeda社のクイルステム MUREX.。
このデザインはカッコええなぁ、と眺めていてちょっと気になる所が。

このカバー、かなり不細工じゃない?先端が飛び出しているし。
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バークランプ側からの優美なラインをこのカバーが台無しにしてるじゃん。
元々ここが黒い樹脂というのも気になっていたのですが、この形状はそれに
輪をかけて許せない。
日本の品質管理だと「不合格」のレベルでしょ。
イタリアのデザイナーはこれを完成形として認めたのだろうか。

だいたいこの先端側のタップ位置が前過ぎるし。
カバーがこの大きさでできちゃったのでタップ位置を合わせたのか、はたまた
タップがここに開いていたのでカバーをこうせざるを得なかったのか。
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さらにはカバーが取り付く部分の本体側は凸凹があって面が出ていない。
(上の写真ではすでに削って修正済みです。)
もっとひどい事に、引き上げ臼用のボルト頭がその取付面から0.5mmほど
出っ張ってるし。(^^;
(これもボルト頭を旋盤で少し削り込みました。)
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Deda社での会話(想像(^^;)
社員A:「ぶ、部長、鋳造パーツと樹脂成形パーツが...あ、合いません」
部長:「なんやて~、デザイナー呼べ~」
デザイナ:「オレのデザイン画とちゃうやんけ。生産設計、なに寝ぼけとんじゃ」
生産設計:「え、金型間違ってない?....ヤバッ(^^;」
社員B:「鋳造部品のレベル出とらんがな」
社員C:「ボルト頭、出っ張ってるぞ~」
生産設計:「そこを誤魔化すために樹脂パーツにしたんじゃ...(^^;」
部長:「設計変更、図面差し替えだ~」
社員A:「もう初期ロット5000上がってます(泣)」
本部長:「しゃあないなぁ、このまま行ったれ。どうせ自転車乗りなんてハンドルバーが
    止まっとったらええねん。」
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こんな具合に不細工なパーツが世に出たのかどうかは定かではありませんが。(^^;

極東の島国に機能だけでなく見た目にこだわる自転車乗りがいて、
そいつがこのMUREXを手に入れてしまったのが運の尽き。

「なんじゃこれ。イタリアの工業デザインは詰めが甘いな(笑)」
「本来の姿はこうだろ!by itarudesign」
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今年最後の秘密基地

takuさんがなにやら新車を組むというので、私もバーテープ係のお仕事をするために
秘密基地へ行ってきました。
ついでに昨日のホイールの振れ取り確認を行おうという訳です。

まずは自分のホイールから。
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ここの振れ取り台にはダイヤルゲージが装備されています。
これがあると振れの度合いが数値で確認できるので、調整が非常に楽です。
リム表面の粗さを無視するとゲージ読みで±0.2mm程度までは簡単に
追い込めます。
数をこなしているプロの方には必要ないでしょうけど、素人には有効な手段です。

センターゲージも使いやすい手作りの物でした。これでフロント、リア共に
バッチリ仕上がりました。
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振れ取りが完了し、下へ行ってみるとバイクスタンドにはこんなフレームが。
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これが新車ですか。S-WORKSじゃないですか。(驚)
しかもこのフレームサイズはちゅんさん用。あれ?DE ROSA買ってから
まだ1年も経っていないんじゃなかったっけ?

このフレームはBB30という規格でフレームにベアリングが打ち込まれていて
スペシャの専用クランクが使われているのですが、それを取り外し
シマノのBBを取付るようです。クランク長の関係でしょうか。
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それから私が別の作業をシコシコやっている間に完成していました。(^^;
ああ、やっぱり79DURAのクランクにした訳ですね。
え?え?え?、フレームに付いている変な出っ張りと、そのFDは???
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で、電動DURAじゃないですか~。(核爆)
まったくtakuさんちのバイケル係数には「不況」の二文字はありませんね。(^^;

このフレーム+電動DURAでこの補助ブレーキは...。(^^;
レース仕様ではなくツーリング仕様という事らしいですが。
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今日はカーボンロードが3台も揃ったので記念写真。
真ん中のスペシャはslnonさんのターマック、奥のTIMEはもちろんyosiko2さん。
この3台の総額は二百万円近い?まったく凄い人達ですね。(^^;
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午前中は小径車が0台。秘密基地でこんな事も珍しい。
私自身も700Cのホイールしか持って来ていないし。(^^;
後からさふらんさんやかめねこさん、初めてお会いするひまわりさんが来られて
いつもの様に小径車が集まりましたが。

今年最後の秘密基地、サプライズ新車で驚かされましたよ。
では、また来年もみんなで楽しみましょう。

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スポーク組み替え

全く、天気がいいのに走りに行けないのはつらいもんですなぁ。(^^;

今日もインドア作業ということで、ロードのリアホイールのスポークを交換します。
フロントは自分で組んだのですが、リアはいわゆる「ショップ組」で#15の
プレーンスポークでした。
martyさんからは前後2台分位のバテッドスポーク(DT swiss Revolution 1.8X1.5)を
もらってましたのでそのうち交換してみるかなと今までズルズル...。
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元のスポークを一度に外してしまうと、組むときに「あれ、あれっ?」となりかねないので
1本づつ入れ替えていきます。(^^;

最初は丁寧に抜いていたのですが、途中で面倒くさくなってワイヤーカッターで
切断することに。
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最初からこれで行けばよかった。(^^;
とりあえず私的にはOKかなというレベルまで調整完了。
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しかし、一度Park Toolのしっかりした振れ取り台を触ってしまうと、ミノウラのは
剛性なさ過ぎで頼りないですね。
(そうかと言って個人持ちするほど使用頻度高くないですし)
ちょうど明日は秘密基地へ行きますので、ホイール持参で再度調整してきます。

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昨日の測定でステム長さは100mmでOKという事が判ったので、
クイルステムを購入してきました。
(現在は「なんちゃってアヘッド」で暫定的に100mmのアヘッドステム付けてます。)

クイルステムのほとんどはハンドルバーを通す形なので、ハンドル交換等の際に
非常に不便です。
オープンタイプのクイルステムを探していたのですが、最近はほとんど見かけません。
といか、クイルステム自体かなり少ないですからね。
現行で見つかる物はDedaのMurexという物。
でもネットで探しても在庫がほとんど無いし、あっても120mmとかの長い物。

でも、ちゃんと見つけました。灯台もと暗しというか「自転車じて吉」の壁に
かかっていました。(^^;
上から見た形がちょっと官能的でしょ。さすがはイタリアのデザイン。
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組み付けたくても、今はホイール外していて作業しづらいので組めません。(^^;
大晦日にでも組み上げましょうかね。ヒマだし...。(。_゜☆\ バキ

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身体測定-股下82cm

今日は船橋のワイズロードへ行ってきました。
目的はというと...
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「バイオレーサー」という、身体計測したデータから最適サイズ・ポジションの
アドバイスを受けるというものです。
今回は自転車持ち込みのうえ、スタンダードコース(\5,000)をお願いしました。
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普通ならば自転車を購入する際に、お店で色々相談しサイズ等々決めるのでしょうが
私の場合お店で買ってないのでそういう機会がありませんでした。(^^;
それで一度客観的にみてもらい、そのデータが欲しかった訳です。
特にハンドル位置、ステム長さがこれでいいのか悪いのか、それが知りたかった。
(買う訳でも無いのに行きつけのお店にこんな事をお願いするのは気が引けるし、
なのでこういう有償サービスはかえってありがたいです。気兼ねいらないし)

身体測定のデータや年齢、走り方、諸々のデータをデータベースに送って
そちらから結果が送付されて来るというシステムのようです。
それによると現状のセッティングと結果として出てきた物はおおむね一致している
ようです。ただしサドル位置が少し前すぎるとの指摘。
そう言われてみれば、以前にハンドルが遠いような気がしてサドルを前に移動したんだよなぁ。(^^;

「それではとりあえずサドル位置を後ろに下げてみて、他はそのままで大丈夫
じゃないですか」
「え?あれに乗らせてもらえないの?」>最初の写真の機械です
「じゃあ、現状の実車データを入れて、そこから寸法を変えて見ましょうか」
やっぱり、あの機械にまたがって寸法の違いを体感しないと意味ないよねぇ。(^^;

パソコンからのデータに従い、各部位が電動でグイーンと動きます。
サーボモーターの数値制御だよなぁ、とか思いながら楽しんでました。
体が硬いのか前傾のきついポジションはやはり厳しい。(^^;
やはり現状の寸法をベースにするのがよさそうです。

所要時間は1時間ほど。でも結構楽しめました。データもしっかりもらったし。
これを参考にロードとspeedのポジションをチェックすることにしよう。

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恒例の(笑)見せびらかされ

今日は自転車仲間のかめねこさんが新車を見せびらかしに来てくれました。(^^;
物はPacficのCarry-me、8インチの極小径車です。
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試乗させてもらいましたが、極小径にしては結構安定しています。
フレームもしっかりした感じ。
これはシングルでしたが、クランク部に「デュアルドライブ」を装備した仕様も
あるそうです。

折り畳むとこんな風に縦置き型となります。
所要スペースはA4サイズで納まるとの事。重量は8kg。輪行時に置き場所に
困ることも無いですし、電車へ乗ったり降りたりの輪行ポタなんかに最適かも。
両サイドの小さなローラーで転がすことも可能です。
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ハンドルバーはグリップのちょい先で分割折り畳み式構造になってます。
この方法は他でも使えそうなんですけど、特許のからみとかあるのかなぁ。
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チェーンをよく見ると細いです。ポケバイ用のチェーンみたいと言ってましたが
それって汎用チェーンかなぁ。(ピッチ:6.35mm JIS#25?)
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ピッチの小さなチェーンを使うことで、リアのスプロケ径を小さく抑えている訳ですね。

こんな感じのチョイ乗り輪行マシンが欲しいなぁ。
Old dahonはちょっと重すぎて輪行したくなくなっちゃうのがね。(^^;

それはいいけど、かめねこさんの「見せびらかし」は今年3回目。(^^;
Brompton、Bike Friday Tikit、そして今回のCarry-me。
すごい勢いで台数増えてませんか?あ、MR-4は嫁入りしたんだっけか。(笑)

 

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プリント基板な日

今日からうちの会社は年末年始の休暇に入ります。
そうはいうものの相変わらず体調は今ひとつなまま。(^^;
仕方ないのでインドアな作業をすることに。

今日はリチウムイオン充電器を作るべく、プリント基板を作ってみます。
例の極小のICさえなければ汎用のユニーバサル基板で充分な回路ですが
久しぶり(5年ぶり位か?)にプリント基板を起こしましょう。

アートワーク(いわゆる基板面のレイアウト図です)作成にはEAGLEとかの
専用CADも使いますが、今回は単純なのでいつも使っているAUTO-CADで
直接設計します。
できたものをOHPフィルムに印刷し、感光基板用のマスクとします。
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これを日光写真の要領で「ポジ感光基板」に焼き付けます。
UVライトがあると感光時間は非常に短くできるのですが、そんな物は無いので
蛍光灯スタンドで間に合わせます。
感光基板が新しくなっていて、感光時間が判らないのと、現像しないと状況が
判らないようになってしまい、1回目は失敗です。(^^;
昔の感光基板の方が使いやすかったのに。
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感光した基板を現像液でパターンを現像します。
現像することでようやくパターン模様が浮かび上がってきました。
(写真撮るの忘れちゃいました)

現像が終われば次はエッチングです。
マスクで隠れたところの「銅」を残し、それ以外の「銅」を溶かして回路を
形成する訳です。
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洗面ボールにお湯をはり、湯煎をして温度を維持しながらの作業です。
出来上がるとこんな感じ。さらに残っている感光剤を除去します。
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あとはパーツ取付部に穴をあけて、酸化防止にフラックスを塗布して完成。
ハンダ付け作業は後日にします。

先日のアルマイト作業に触発されて、久しぶりの「化け学」作業。
薬品の扱いと廃液処理に気を使わなければいけないのが面倒ですが
何か作るというのは楽しくて好きです。(^^)v

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弱り目に祟り目

先週来、不調な私。
とうとう昨日39℃の高熱に。(^^;

昨日の時点では「熱が出てから24時間たたないとインフルエンザの判定ができない」
とか言われて、今日再び病院へ。
結果は陰性。とりあえずは(家族共々)一安心。
とは言うものの熱は続いているし、のども痛いし。

昨日は会社の忘年会で、もちろん欠席。(というか会社休んだし(^^;)
今日からの大阪出張もパス。(こちらは別の人にお願い)

復調するまで、しばらく大人しくしてないとなぁ。
っていうか、いつになったら元に戻るんだろ?

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忘年会

昨日は「自転車じて吉」の忘年会。
今年の会場は自転車仲間のK2さんのお店でした。
まだ、復調した訳ではないので、お酒はかなり控えめにして、みなさんとの
おしゃべりを楽しんで来ました。

最近、朝練Aチームのレベルが非常に高くなって、それでもまだまだ上を目指して
がんばっている方が多くてすごいです。
もっとも、私はそういう流れには無縁でマイペースでボチボチとやっていきます。(^^;

そうそう、チームじて吉の長袖ジャージを作ろうという話も出てました。
そういえば去年も忘年会でジャージ作ろうという話になったんだっけかな。
店長と相談して進めて行こうかと思ってます。

忘年会へ行く前に、お店に寄りこれをゲット。
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話には聞いていたのですが、お店で(他店も含め)現物を見かけたのは初めてでした。
アルテグラのブレーキシューセットなんですが値段が安いんです。
BR-6700 ROAD BRAKE SHOE SET \699

これに含まれているシュー単体(ゴムの部分)はいくらかというと
R55C3 SHOE \765 (これも物は同じなんだけどBR-7900とBR-6700で値段が違うし)
シュー単体の方が高くなってるし。(^^;

ちなみに他のグレードだと
DURA BR-7900 ROAD BRAKE SHOE SET \4,269
105 BR-5600 ROAD BRAKE SHOE SET \1,984
これを見ると新アルテのこの値段が「普通じゃない」ってことが判るでしょ。

じて吉店長も「注文はごっそり入れてる」と言ってましたので、お店で見かけたら
即ゲット!
来年の価格改定で値上がりするとの噂も聞きます。

それとこの週末はサイクルモードでしたね。
土曜はヤボ用で、今日は家でグダグダしていて行けずじまい。
今年はDAHONのブースは無かったみたいだし...。(^^;

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房総林道

実はこないだの日曜日、こんなとこ走って来ました。
土曜日にヤマ行このミニオフで企画していたのですが、雨が降りそうだったので中止。
翌日曜が晴れで気温も上がりそうなので、出かけた訳です。

もっとも色々都合があり、ルートはかなり短縮し、走行距離も短め。
紅葉を楽しむというより、林道の走行を楽しむという感じ。

上総牛久駅をスタートしたのが9時、養老渓谷駅に到着したのが12時すこし前。
そのまま12時過ぎの列車で帰路につくという、ショートツーリングでした。

いつもなら、ツーレポは当日のうちにアップしていたのですが、今回は訳ありで。(^^;

実は、午後家に帰り、「距離の割には疲れたかな?」と思っていたら
夕方くらいから頭痛、発熱、吐き気...。(^^;
別に不調な体で無理した訳ではないのですが、ひどい目にあいました。
幸い高熱には至らず、インフルエンザではなかったものの、月火と会社をお休み、
今日は行きましたが首から背中にかけて激痛が走り、難儀しました。

おかげで「しばらくの間、自転車禁止」を申しつけられてしまいました。(^^;

そうそう、五井駅での小湊鐵道への乗り換えですが、乗換口にSuica/PASMOの
タッチセンサーが設置されていました。小湊鐵道の切符自体はホーム下の事務所か
車内の車掌さんから買えるので、少し便利になったかな。

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スリップカバー

私は輪行袋としてdahonの「スリップカバー」を使っています。
これは名前が示すとおり、上からスッポリ被せる「カバー」なので収納は簡単です。
そのかわり袋自体を持ち上げるという訳にはいきません。
肩から背負うためにはフレームに別に用意したベルトをかける必要があります。

こんな感じで下からホイールが見えるのが特徴。
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使わない時には非常にコンパクトでかさばりません。
元々dahonの折り畳み構造は、簡単で折り畳み、展開に時間を要さないのですが、
さらにこのスリップカバーで輪行準備は速攻完了。

ところが2010年のdahonのカタログからスリップカバーの姿が消えました。
販売代理店のアキボウに聞いてみると、
「2010年度の販売予定はございません。弊社に残っている在庫品が無くなり次第、販売を終了させていただきます。」との返事が...。(^^;

「じて吉」にはまだ4個ほどブラ下がっていましたので、ひとつストックしておきました。
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上がこれまで使っていた物。ロゴが変わっただけですね。
もっとも、上のは¥1800程度、現在は¥3000位。(^^;

そのあと、再度アキボウからメールが来まして
「サドルバッグに収納されたスリップカバーという形状の物が新しく発売されます。
名前は、CARRY ON BAG です。」との事。
Carrybag

う~ん、どうなんでしょ?このサドルバッグ状の中は輪行袋で目一杯ですよね。
工具や予備チューブのためにサドルバッグをすでに付けている人も多いと思いますが。
さらには値段が¥7560。
現物を見てみないとなんとも言えませんが...。(^^;
ちなみに私はアキボウに「スリップカバーの再販希望」を伝えておきました。

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