metroに乗って！

今日は秘密基地までアメクラ７４ｍｍハブ改（８５ｍｍ）を受け取りに。

私のフロントフォークが特殊なので、そのサイズに合わせるために端部のアダプタを
新たに作ってもらいました。材料は超超ジュラルミンのA7075。
これなら強度的にも問題ないでしょう。

その後、続々と仲間が訪れて、大忙しに。（＾＾；
本日の特筆する作業として
その１．MAVIC R-SYSのベアリング交換
まずはフロントホイールから。専用工具で片側のカバーを外し、軸を抜きます。
カバーも極薄のカーボン製です。

ベアリングは少し奥まった位置にありますね。ベアリング抜きで簡単に抜けます。
しかし、この極太のスポーク．．．（＾＾；

次にリアホイール。両サイドに六角レンチ（６ｍｍだったかな？）をかませ
ストッパーを外し、軸を引き抜きます。フリーもそのまま引き抜けます。
（手ぶれ写真ですんません）

フリーを外すとラチェットの爪が脱落しますので、無くさないように注意です。
フリーのベアリングを外すにはこの黒いカバーを外す必要があります。
結構固く締まっていますので、一度スプロケを付けてしっかり押さえてソケットレンチで
回せば大丈夫。

ホイール本体も含め、ベアリングはスライドハンマーで抜きます。

あとは、セラミックのベアリングを圧入して、再組立。

その２．PowerTap SL+のベアリング交換
フリー側はキャップを引き抜くと、フリーも抜けるようになります。
反対側はまず、樹脂キャップを外す必要があります。これは専用の工具が
無いと外れませんので要注意。

フリー側も軸端キャップは引き抜いて外すことができます。
（メーカーサイトにあった取説の構造図とは違っているようですのでご注意を）

ベアリングが両サイドに見えて、軸がむき出しになった状態でも軸は抜けないので
軸に段があると判断して、フリー側の軸端を叩いてベアリングを押し出しました。
外れた軸形状はこんな形です。

黒いテープの中にはマグネットが入っています。これは回転数検知用だと思われます。
ハブ本体のベアリングは少し奥まった位置にありますが、なんとか外すことは
出来ました。ハブ本体のフリー側だけが外径の小さいベアリングになってます。

フリー内部には２個のベアリングが使われていますが、２個とも同じ方向に
抜き取ります。また、奥側のベアリングはホローセットで位置固定されていますので
忘れずにこれを外してから抜き取り作業を行います。

ベアリングの取付作業には専用のジグを用意する必要があるようです。
もちろん秘密基地ではその場で旋盤を使い作成しましたが．．．。（＾＾；

長くなったので、今日はここまでに。