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old dahonのステム構造

突然思いついたかのように始めたold dahonの整備。
今年に入ってからold dahonで出かける機会が多くて(ゆるい走りが性に合ってる、という話も(^^;)
乗る機会が多いと、気になるのが「ガタ」。主にステムとクランク。
古い自転車だからしかたないよな、と思い込もうとしていましたが、「イヤ、やっぱりダメだ」

そこで、ちょいとステムの構造についておさらい。(^^;

dahonの自転車は基本的に「ステムを畳む」→「フレームを折る」というパターンです。
私のold dahonではステムを支えるために斜めのステーが付いています。
畳む際に、そのステーを外せるようにピン接続の構造になっています。
ピンの位置はヘッドパーツの中心線の延長上にあるはずですよね、もちろん。
130217_002_400

old dahonと呼ばれる初期型dahonでも、ステム固定方法はいくつかの種類があるようです。
以下は私の勝手な分類。
1.斜めステータイプⅠ
2.斜めステータイプⅡ
3.クランプタイプ

3番のクランプタイプは現行の物に近い形です。(写真はネット上から拾ってきました)
130217_102

斜めステータイプの2種類は、固定部分の違いです。
Ⅰはうちにあるタイプ。
ステム側の上下2枚の板の間に斜めステーがはまり込む形です。
130217_008_400

Ⅱはこちら。(写真はbiciterminiさんのブログから拝借。宮っちさん、無断借用お許しください(^^;)
130217_101

Ⅰの方式はピンでの位置決めと、ハンドルの回転に伴う角度変化をひとつのピンで受けています。
抜き差しし易くするとガタが大きくなり、走行時にガタつきを感じることになります。
回転部にはガタを付けたくないけど、抜き差しするからそこにはガタが無いといけないという
相反する事情が。(^^;

それに対しⅡでは固定と回転の役割分担を別々にしている物と思われます。
(現物を持っていないので、良く判りませんが)

おそらく、Ⅰの方式での問題点を解消するためにⅡの方式に変えたのでしょう。
走行時のガタは不快ですからねぇ。

で、さらにステムの根元で固定する方法を開発した、と。
dahonのステム固定方法(フレームのロック方法もだけど)は新しい方法を次々開発して来て
進化し続けていますよね。これはたいしたもんだと思います。

 

今日は昨日のブッシュの穴径を少しだけ大きくするために、久しぶりにbackyard productsの
backさんとこへ行ってきました。
とりあえずφ10のキリで通すならば、リューターで削って行くよりは、ボール盤で通した方が
精度も出ますからね。
キリ通しはサクッと終わり、後はコーヒーをごちそうになりおしゃべり。(^^;

こんな風にガタも無く、いい感じに加工してもらえました。
130217_006_400

あとは組み立てた時に、穴と軸の芯がきちんと出ているかどうかです。
でも、ここまで来れば、あとは手仕上げでもなんとか行けるでしょう。
仮組でははめる時、ちょっと固いとこがあるけど、入ってしまえばガタも無く回転もスムーズ。
で、抜けない。(^^;(笑)

ピンと穴の角度に微妙にズレがあって、ブッシュの下側の角にピンが引っかかって
いると思われます。
少し面取りしてやればおそらく解消できるでしょう。

これでうまく行かなければスヘリカルロッドエンドを使って、根本的に構造を変えようか
とも思っていましたが、そこまでの必要はなさそうで一安心。(^^;

次はクランクかな。

ついでに、昨日のチェーンオイル「ムオン」をテスト。
対象はmetro。こないだRDを替えた時に「チェーンきったな(^^;」って思ってたので
ちょうど良かった。(笑)
130217_004_400

灯油シェイクしてからムオンを一リンクづつさしていき、テスト走行。
お、確かに音は小さくなってる。
はたして保ちはどのくらいなんだろうか?

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OLD DAHON」カテゴリの記事

コメント

うちのはⅡ型です。前の記事はまったく理解できなかったのですが、種類が違っていたからなのですね。安堵しました(笑)
例によって、暗黒な新たな固定構造物でも作ったのかと思ってしまいました。

投稿: gen | 2013年2月17日 (日) 22時50分

>genさん
そういえばgenさんもoldオーナーでしたね。
前日の記事では訳わからんという声にお応えして、解説を書きました。(笑)

投稿: ita | 2013年2月18日 (月) 08時35分

ムオンオイル使ってます。
性能も耐久性も非常によいのですが
粘度が高く誇りや泥を吸って
ドロドロになりやすいです。
1ヶ月に1度のチェーンの清掃は必須かと・・

投稿: まこぱぱ | 2013年2月18日 (月) 11時20分

>まこぱぱさん
やっぱりドロドロになりますか。(^^;

潤滑性能が良くて汚れないというのは無いのでしょうかね。
でも、どっちを取るか?って言われたら、私は潤滑性能かな。

投稿: ita | 2013年2月18日 (月) 12時23分

やっぱり引っかかりましたか(^^;。
あそこの受け部分は結構アバウトですからねぇ。
削りすぎないように慎重に調整してくださいね(^^)。

投稿: back | 2013年2月18日 (月) 13時06分

>backさん
入れるのは割とスムーズで、最後のとこでちょっと押し込み。
ハンドルの向きでスルっと抜ける位置があることが判りました。

少~し、面取りしてやれば多分行けるでしょう。
あとはノブの固定ピン。φ2のスプリングピンでしたが、これがユルユル。
どうしようか思案中。

投稿: ita | 2013年2月18日 (月) 21時09分

スプリングピンって、パイプが縦に割れてるようなやつ?。
相手の穴が大きくなっちゃってると、ピンを交換してもだめですもんね。
ネジロックを塗って打ち込んじゃうとか。

ちなみにピンはジョイフルに売ってますね。

投稿: back | 2013年2月18日 (月) 21時41分

>backさん
そう、それです。

帰りにジョイフル寄ったのですが、無かったです。
店員は「スプリングピン???」で探してもくれなかったし。(^^;
とりあえず仮組用に割りピン買いましたけど、操作するとき指に当たって痛い。

六角穴付止めネジでもいいかなと思ってます。
ホームセンターじゃ細くて長いのがなかなか無いですけど。

走行中に抜け落ちちゃうと、メインのピンが脱落して行方不明ってな事に
なるのが一番怖い。

投稿: ita | 2013年2月19日 (火) 08時45分

以前にお会いした方がコレクターでした。
当時は増車する度に仕様が違うので面白かったそうです。
http://www.geocities.co.jp/Athlete/2696/jj-chicchari.html

投稿: ふみまろ | 2013年2月19日 (火) 14時23分

村上にはありませんでしたか。整理されちゃったんですね。
ニュータウンには2週間前にまだありましたよ。

こすってみたら少し太くなるかも?バキ
もう長続きしないかぁバキバキ

何度も外すこと考えたら、他の方法もアリですね。

投稿: back | 2013年2月19日 (火) 16時23分

>ふみまろさん
いやいや、すごい台数をお持ちの方ですね。(^^;
oldだけで5台?
そりゃ仕様も色々でしょう。(笑)

>backさん
う~ん、やっぱりあちらへ行かないとダメかぁ。(^^;

多分長続きしないなぁ。バキッ!!☆/(x_x)

そうそう外す物ではないと思いますが。
そうかと言って、外したい時に外れないのも困りますよね。

投稿: ita | 2013年2月19日 (火) 22時55分

itaさんお久しぶり~(*゚▽゚)ノ
某アウトドア雑誌でお見かけしたけど
そのことは話題になってないの?俺が知らなかっただけ?
あの雑誌も年に一回ぐらい自転車特集するけど小径車も特集して欲しいよね(itaさん再び登場か)

投稿: かめねこ | 2013年2月21日 (木) 09時36分

>かめねこさん
おお~、久しぶり~。

それはかめねこさんが知らなかっただけ~。(笑)
ちゃんとブログにも載せてましたよ。

ところで引っ越しは済んだの?
こないだイークルのポタでひまわりさんに会った時に聞いたけど
「聞いてないんですよ」って話だったのでどうしたかなと思ってました。

暖かくなったら、また走りに行きましょう。
そういえば最近、栗の字も静かだな。(^^;

投稿: ita | 2013年2月21日 (木) 22時00分

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