「鉄分」補給の日
実は私にはいわゆる「鉄」な血が。(^^;
父が国鉄職員、しかもスジ屋だったそうです。(スジ屋→列車ダイヤを作る人)
なんせ、家にあるお絵かき用紙はダイヤの裏紙、「門前の小僧」がなんとやらで
いつの間にかダイヤグラムも読めるようになっていました。
そして、家からすぐの所には車両基地に転車台、もちろんそこにあるのは蒸気機関車。
そんな環境で育てば、自然と鉄な素養は育まれるわな。(笑)
そんな私も最近は通勤電車は別にして、汽車に乗る機会もないし、鉄道に反応することも
無くなっておりました。
この3連休、銚子・佐原駅間を蒸気機関車が走る、というのに何故だか身体が反応し
無性に蒸気機関車が見たくなり、行ってみることに。
成田で京成からJRに乗り換えると大きなカメラバッグ、三脚、中には脚立まで持った
鉄な方々が沢山。
もっとも私も負けないぐらい大きな荷物(自転車)を抱えてる訳なんですが。(笑)
佐原駅に着き、まずは銚子寄りへ移動し、列車の到着を待ちます。
銚子発佐原行きは先頭車両がジーゼル機関車。
蒸気機関車は最後部にいて、引っ張られてやって来ました。
方向転換をする転車台が無いので仕方が無いんですね。
蒸気機関車が到着した佐原駅は黒山の人だかり。
佐原駅に到着してから発車するまでは1時間半ほど時間がありますので、撮影場所を探すべく
自転車で香取駅方向へ走ります。
結局、香取駅を通り過ぎた辺りで蒸気機関車を待つことに。
いかんせん、私はデジイチなんぞ持ってませんのでコンデジで頑張ります。(笑)
自転車のハンドルバーにGRD3をくくりつけ、こちらは電磁レリーズで。
もう1台のコンデジ、CX5は手持ちで、どっちか写ればオッケー牧場的なスタンス。(^^;
通り過ぎた瞬間、石炭の燃える懐かしい匂いが過去の記憶を呼び覚ましてくれました。
帰ったら久しぶりにオヤジに電話してやろうかな。(^^)
途中で見かけたこの標識。成田線をSLが走るのは44年ぶり、とか行ってたけど
標識は昔のまんまなんですね。(^^;
帰りの電車まで時間があったので、佐原の街をお散歩。
本日は予算の都合でうなぎはお預け。(^^;
帰りのホームで気が付きました。駅名標もSL仕様。
この直後、工事の人が来て普通の駅名標に交換していきましたけど。(^^;
久しぶりに鉄成分に触れる事で、やっぱり私は鉄道が好き!と思い出させてくれました。(笑)
この蒸気機関車、実は先週の土曜日から試運転をしていて、本格的な撮り鉄な方々は
そこから狙うそうです。
本番は朝早くから、あらかじめ確認していた撮影場所に陣取り、ずっと列車が来るまで
待つそうな。(^^;
もちろん、聞いた話ですよ。私はそこまでやりませんからね。(笑)
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コメント
>スジ屋→列車ダイヤを作る人
運行図表に文鎮を載せてCTC表示板とにらめっこ。
信号機、転轍機はテコで手動操作、現在はパソコンモニターとマウスで時代を感じます。
思い出したら胃が痛くなってきました。(笑)
投稿: ふみまろ | 2013年2月11日 (月) 19時44分
>石炭の燃える懐かしい匂いが過去の記憶を呼び覚ましてくれました。
匂いとか、風景とか、突然、昔を思い出すんですよね。石炭の匂いと言う所が、北海道らしい。小田原では、私が小学生位まで、御殿場線にSLがあった位で、後は電車ばかり。北海道のSL重連に想いをはせていました。行きたくても、北海道なんて、果てしなく遠くて夢の夢でした。何せ今は日帰りの長野ですら、遠かった。
投稿: marty | 2013年2月11日 (月) 20時13分
> 匂いが過去の記憶を
人間の脳の中では、嗅覚を司る部分と記憶を司る部分が隣り合っている。だから匂いは視覚とか聴覚以上に過去の記憶を呼び起こす働きがある、とどこかで読んだことがあります。
うちの近くをたまにC58が通るのですが、比べるとC61はデカいですねー。
デカいと言うよりも太いと言うべきかな。
投稿: 乾し肉 | 2013年2月11日 (月) 23時27分
三つ子の魂百までもっていいますが、小さい頃の記憶は大人になっても影響するもんなんですね。石炭の香り、それが小さい頃の生活まで呼び起こすものなのでしょうか。そういえば自分は幼児の頃祖父に背負われて近くの豊田電車区によく行ったそうです。そのおかげで?いまだに電車が・・・(^^;)。
投稿: ゆう | 2013年2月12日 (火) 00時08分
>ふみまろさん
え?ふみまろさんもそのスジの人なの?
>martyさん
石炭の臭いは懐かしいです。蒸気機関車だけでなく家のストーブも石炭でした。
機関車の話をしても、うちの家族は何の反応も無し。(^^;
そりゃ、見たことないんだから当然か。
>乾し肉さん
ほ~、なるほど。
以前、記憶を失った時、なにか強烈な臭いをかいでいたりして。(^^;
比較対象の大きさを覚えていないので、C61がどの程度のものかは判らなかったですが、
確かに大きかった。(^^;
>ゆうさん
石炭の萌える臭いなんて(あれ?変な変換したぞ(^^;)久しぶりだったので
余計そうだったのかもしれません。
私は逆にあまりに身近にありすぎて(汽車の存在)普通の物ととらえていたかもしれないです。
趣味の対象では無かったというか。(笑)
投稿: ita | 2013年2月12日 (火) 08時43分
あれま、itaさんのお父上も国鉄マンだったのですか。
うちの父も、退職前の最後は品川の機械区で働いていました。
今の品川港南口からは想像できないような、田舎の様な東口の駅舎と駅前の風景は覚えています。
自宅は東海道線沿いの大磯だったので、もちろん電化されておりSLの思い出は残念ながらありません。
ただ、線路沿いの家で、前に踏切が有り、夜中の貨物列車がとおる際は、延々と遮断機が下り警報が鳴っていた事は、懐かしいですね。
投稿: Cappuccino | 2013年2月12日 (火) 17時59分
> 自然と鉄な素養は育まれるわな。
そうかぁ、だからロードもSPEEDもOLD DAHONも鉄(クロモリ or ハイテン)なんだ
そしてメルクスのカーボンバイクは嫌われたのねとボケておこう・・・
投稿: taku | 2013年2月12日 (火) 19時19分
蒸気機関車はやっぱり魅力ありますね!私も見たかった。
投稿: てら | 2013年2月12日 (火) 20時41分
>Cappuccinoさん
あらま、Cappuccinoさんも国鉄一家でしたか。
私の爺様は父方、母方共に駅長という国鉄一家。
私はあえてその道へ進むのは避けた訳ですが。(^^;
>takuさん
そうなんですよぉ。(^^;
カーボンに拒否反応が出るのもそれだな。バキッ!!☆/(x_x)
>てらさん
煙を吐いて走る実物を見るのは迫力でしたよ。
走らないのは新橋駅前でいつでも見れますが。(^^;
投稿: ita | 2013年2月12日 (火) 21時24分
伊能 忠敬の家は修復中なんですかね?
投稿: yosiko2 | 2013年2月13日 (水) 22時31分
>yosiko2さん
伊能忠敬記念館は開館してるみたいでしたけど。
旧宅がどうなっていたかは不明。
でも、周囲をみると建物とかの修復もずいぶん進んでいるようでした。
今回の、蒸気機関車も復興支援のイベントでしたからね。
投稿: ita | 2013年2月13日 (水) 22時42分