« 絞り技法 | トップページ | 電気工事でLED »

今日も革です

最近、すっかり自転車ネタが無くなりました。(^^;
自転車関連の事といえば...
じて吉ジャージのピンクバーションに関わったくらいかな?
Jitekichi_pink_1024

そんな訳で今日もまた革ネタです。

先週の細長い木型で絞ったのがこちら。1本入れのペンケースです。
20160305_001_400

テスト絞りがうまくいったので、本チャンの革で絞ります。
本チャンといっても革が変わるとシワのより方とかが違ってくるので、これを使えるかどうかは
開けて見ないと判りません。(^^;
しかもこのペンケースは2枚を貼り合わせて、革の床面(裏側)が見えない作りになっていて
思った以上に革を使っていますので、失敗した時のダメージはデカイ。(^^;
20160305_002_400

先週、絞った物は絞り自体はうまくいってるのですが、構造がよろしくないので再度木型からやり直し。(^^;
最初の構造では絞った革と、平らな革の組み合わせを考えていたのですが、両面とも絞りの革で
行く事にしました。厚みは半分になるので絞りそのものは簡単になります。
上下の形状も同じ方でいけそうなので、2回絞るだけで大丈夫。のはず。
20160305_003_400

木型の精度を上げるために、「型取りゲージ」を使って対象物の形状を測定します。
そうそう、対象物は「スマートキー」ですね。ペンケースと違ってぴったりフィットさせたいので
木型をシビアに作る必要があります。
20160306_001_400

このゲージに合わせてサンドペーパーで少しずつ、削りすぎないように注意しながら削っていきます。
この辺の工程を3D-cadとCNCを使って木型を作成されている方を何人か知っています。
すばらしい環境だなぁと思いつつ、私は「匠の技」で勝負!(笑)
20160306_002_400

外周の加工は割と簡単なんですが、上面の曲面はRが大きく難しいです。
20160306_003_400

まあまあかな?匠は深追いせず、適当なところで見切りを付けるのも重要です。(爆)
20160306_004_400

木型ができたら早速絞ってみましょう。
革を水にどっぷりつけて
20160306_006_400

木型にはめて、クランプで締め付け
20160306_007_400

あとは寝て待て。(^^;
20160306_008_400

|

« 絞り技法 | トップページ | 電気工事でLED »

」カテゴリの記事

コメント

なるほど~弁当箱型キーレス革ケースですか! 細かい作業ですな~ 素晴らしい!!

こないだ~電動歯ブラシのバッテリー交換でハンダ付け失敗して捨ててやったw・・・全然見えね~しイライラするしw 最近の電池式でも十分だ!

そろそろレースが始まるから自転車も調整せにゃならないし・・・息子は車を廃車にするし・・・イライラ・・・男の更年期か!?

投稿: K | 2016年3月 7日 (月) 14時10分

>Kさん
だんだん根気が続かなくなってきて、ひとつの事に集中できないです。(^^;
で、あっちこっちにやりかけの物がゴロゴロ。
年のせいだろうか?(笑)

投稿: ita | 2016年3月 7日 (月) 17時31分

スマートキーの電池
近所で売っていないのがネックです。

投稿: ふみまろ | 2016年3月 9日 (水) 21時26分

>ふみまろさん
え?そんな特殊な電池なんですか?
っていうか、我が家のクルマはスマートキーじゃないので判りません。(^^;

投稿: ita | 2016年3月12日 (土) 19時04分

この記事へのコメントは終了しました。

« 絞り技法 | トップページ | 電気工事でLED »