metroに乗って！

「キリシメン」


レザークラフトやってない人は全く聞いた事無い名前、やってる人でも知ってる人はかなり少数。

そんな道具にまで手を出してしまいました。（＾＾；
うん、何事も道具を作るところから始まるのだよ。（笑）

寸法的には巾が150mmくらい、長さが300～450mmくらい、下面が大きなＲ形状になってます。
このＲをどうやって作るかがキモ。
木工所とかだとバンドソーでサクサクっと切り出して終わり！なんだけど、我が家の道具で
作れる方法は？って言うと．．．

最終形状と同じＲでジグを作って、それを使ってトリマーのベアリング付きビットで削り、
同じ形状を沢山作り、それを積層して欲しい巾寸法を作り出すことに。
一番下の板がジグ。

そこに板を載せてビスで固定。

トリマーで切削加工。

これなら全く同じ形状をコピーできるので、次の工程（サンディング）が楽！

接着剤を付けて、クランプで締め上げ

接着剤が乾いたら、サンディング

次に、Ｒ面に床革を貼り付けます。滑り止めですね。

上面も板の積層がむき出しではカッコ悪いので、コルクシートを貼っておこう

あとは、握り棒とベルトを取り付けて完成！

で、こいつは何をするものか？って言うと．．．
「革を揉んで柔らかくしたり、シボを付けるための道具」です。
こんな風に使います。

使用前

使用後

最初、横方向にだけ揉むと横スジが。次に縦方向に揉んでやると模様が四角に。
さらに斜め方向に揉むと四角の角が取れてくる、って感じです。

「あ～、今日の説明、長い。あくび出た」

「最近、若造ばかりでオレの出番が少ないぞ」
「ハイハイ（＾＾；」