CNC計画 vol.8 配線&試運転でほぼ完成
リミットスイッチを取り付けるために、まずはハンダ付け。
組立中の写真が無いけど(^^; サクサク組んでます。
可動部分に行く電線はケーブルキャリアの中を通してあります。
各リミットがちゃんと動作するかの確認で、ステッピングモータを外した状態でテスト。
業界用語で言うとこの「M単」というやつですね。(^^;
最初、リミット叩いても止まらなかったので焦りましたが、GRBL側でハードリミットONの設定を忘れていました。
リミットの動作確認もOKなので、モーターを取り付けます。
メンテナンス性を考え、モーターの配線はコネクタ接続にしてあります。
Y軸もケーブルキャリアを使い、配線はアルミフレームのミゾの中を通しています。
Y軸のリミット配線も同様にミゾの中。ミゾ用のカバーを取り付けてあります。
リミットが付いて、オーバーランで機械を壊す心配が無くなったので、各軸の精度出しの調整を始めます。
構造物はほとんどアルミ製なので、マグネットスタンドが付きません。(^^;
なので鉄製のプレートをネジ止めして、そこへマグネットベースを固定。
一応、この測定方法で動作ストローク250mmに対し5/100mm程度の精度に収まるように調整しました。
もっとも、機械加工面がひとつも無くアルミフレーム同士の接合がメインですから
そこまで精度が出てれば御の字というとこでしょうか。(^^;
スピンドルモータを取り付ける前に、ペンを付けて円を描く動作をさせてみました。
こないだの単純な動きよりは少しマシ(笑) 動作音が面白いです。
京急電鉄のドレミファインバータを思い出しちゃった。
ここまで行けばメカ的にはほぼ完成、と言っていいかな。
まぁ、メカは一応「プロ」ですから、ここでつまずく訳にはいかんよね。(笑)
まともに動作する事が確認できたので、スピンドルも取り付けました。
arudinoやブラシレススピンドルの制御基板へ行くケーブルがゴチャゴチャでスパゲッティ状態。(^^;
次はこれをなんとかしないとね。
電源ユニット以外の制御基板関係は本体背面に搭載して、ケーブル長を短くしようと思ってます。
それ用の箱を作らないとな。
私のCNC計画がサクサク進んでいるのはこちらのサイトで情報発信されているmirror nerrorさんのおかげです。
特にGRBLやbCNC等のソフト系の話は本家サイトは英語なので、それを判りやすく記述してくれているのでとても助かりました。
改めて感謝申し上げます。
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コメント
おおお、ひとまず形にはなりましたね。おめでとうございます。
環境構築するついでに3DCAD/CAMも一緒に覚えながらやれば一石二鳥!
基板、ステッピングモーター、スピンドルモーターの限界値と素材による切削設定の違いのノウハウを掴むと、CAMで最適な切削パスを組む際の助けになります。
特にFeed rate(送り速度)とステッピングモーターのアクセルのバックラッシ限界値が分かれば、木材やアクリルなんかの柔らかい素材は切削時間の短縮に繋がります。
ある程度出来たら次はレーザーカッター化ですかね?
投稿: (さ) | 2017年4月 3日 (月) 10時28分
>(さ)さん
そろそろ真面目にgコードへの変換を勉強しないと、ですね。(^^;)
cadからはそう問題無いと思いますが、イラレからがうまくいかない。そもそもイラレの使い方が良くないのかもしれないですけど。
早いとこ配線をまとめてスッキリさせて、初切削に臨まないと。(^_^)
防音ボックスの製作も控えてるし。
投稿: ita | 2017年4月 3日 (月) 18時36分