こないだY軸の動作不良があり調べた所、カップリングがモーターに干渉してました。

原因はカップリング部でのボールネジ軸とモーター軸の芯ズレ。角度がずれていたのが原因で
カップリングが軸方向に分離し、モーター側へ押しつけ力が働いてしまった、というとこかな。(^^;
そんな事でカップリング自体が軸方向に動くなんて初めて聞いたけど。(^^;
カップリングを中国製の詳細不明な物から素性(スペック)の判ったメーカー品に交換することに。
でも、軸の芯出しをきっちりやらないと意味なし。
まずはボールネジのナットと軸の高さを再調整。モーター側の軸受けがナット部に近づくと
回転が重くなる。
それを手で回して感じなくなるまでシム調整を繰り返す。
ほんとはダイヤルゲージを走らせてレベル差を測定してから、ってのが真っ当なやりかただけど
この構造ではそんな事出来ないので、自分の手の感覚を頼りにします。(^^)

大ざっぱなレベル差はすきまゲージで計っておきますけど。

次はボールネジ軸とモーター軸。
ここも同様にダイヤルゲージでの測定ができないので、感覚的な調整です。(^^;
ネジを全部締めた状態でカップリングが軸方向にスムーズに移動できればヨシとします。
それからカップリングを軸に締め付けるという段取り。
結局、矢印のとこにもシムを入れて角度を少し調整して完了。

0.05mmのシムを買っておいて良かった。

再調整ができたところで試切削を。取りあえず円盤の切り出しだけ。
おお、ようやく最後まで加工完了。

ちゃんとタブも付いてて、材料から完全に切り離されないようになってます。

さて、CNC本体は次にこのダスト対策だな。
周囲を完全に囲わないとカミさんから稼働禁止を言い渡されそう。(^^;
あとはCNC関連のソフトのお勉強を。
3DCADから切削用のデータ作成までできる「Fusion360」
これが超すぐれ物、しかも学生や個人使用の場合は無償という大盤振る舞い。
AutoCad(2D cadソフト)を作っているAuto deskという会社が作っているので今後の展開も
楽しみです。
ただ、高機能ゆえ使い方が難しく、良く判らない。(^^;
特にCAM機能に関して詳しく説明しているサイトも少なくて試行錯誤。
そしたら(さ)さんから「CAM編の操作ガイドが7月24日に発売されますよ」って情報が。
amazonでもまだ予約受付してないのに14日に秋葉の書泉ブックタワーに寄ったらなぜか書棚に並んでた。
ちょっと高いけど速攻ゲット!ただ今絶賛お勉強中です。(^^)