しかし、自転車の話題はとんと出てこなくなったね。(^^;
暖かくなったら見てやらないとサビてるかもなぁ。
ここんとこ木を素材に使った加工ばっかり。
というか、そっち方面の依頼が多い。
今日は姪っ子からの依頼で「踏み台」です。
姪っ子のとこの子供は今月で想定2才。オリンピックみたいに4年に一度しか誕生日がやって来ない不憫な子なのよ。(^^;
で、洗面所とかで子供が使う踏み台が欲しいって。
デザイン的なものはネットで見つけた形を参考に。高さとかも。
材料はいつものパイン集成材。
当初はニス仕上げを考えていたので、踏み面の滑り止めをどうしようかと。
私の作った踏み台で足を滑らせて落っこちた!なんて事態は絶対ダメだし。(^^;
色々考えた末に、縞鋼板模様を採用することに。これなら加工時間も短いし、実用的かな、と。
縞目を凸にする事も考えたけど、さすがにそれは却下。(^^;

組立中の写真を撮っていなかったので、いきなり最後の方の工程です。
ネジの頭を隠すためにダボを打ち込めるように少し大きな径の穴をあけてあります。
丸棒をたたき込んで根元をノコでカット。
アクセントになるように丸棒は色を変えてマホガニーの丸棒を使っています。
これで組立は完了。これからサンディング作業へ。120→240→400番とペーパーの番手を
上げつつサンディング。

仕上げはこちらを使う事にしました。「オスモカラー」
子供が使うという事と、ニス塗りじゃなくて木の質感を残したいな、と考えていてこれを思い出しました。
ドイツの製品で、自然の植物油と植物オイルから出来ていて、これで塗った物を赤ちゃんが舐めても無害というものです。
確か食品衛生法の基準もクリアしていたはず。(食器に使える)
そして、木に浸透して木材の呼吸を妨げないけど撥水性はあるという優れもの。
ずいぶん前に一度使った事があったので思い出した次第。

ただ、ちょっとお高い。(^^;
この缶で0.375mLなんだけど、これで\4,000。塗装可能面積はかなり広いので、まぁしょうがないか、と。
以前はこのサイズの缶が無かったので倍の容量だったけど結局使い切れなかったし。
薄く塗って、少し経ったら余分な分をウエスで拭き取っていきます。
乾燥に必要な時間はかなり長くて12時間。今の時期だと気温も低いのでもっとかかるでしょうね。
乾くまでは少し油の臭いがします。乾くと臭いはなくなるけど。
来週、2回目を塗って、乾燥させて完成かな。
***
以前作った小箱を使っているところの写真が送られて来ました。
実は毛糸の玉を入れて使う箱なんです。
編み物をするときに毛糸玉が転がって行かないようにする入れ物に「ヤーンボウル」ってのがあるらしく
「これ、作れない?」って聞かれて、「ボウルは無理だけど、箱なら作れる」って事でこれを作りました。
箱にしちゃうと中が見えないのでアクリルの窓を付けて、さらに上面、側面のどちらからでも
糸を出せるようにしてあります。