CNC計画 vol.31 防音ボックス その4
今週もトリマー持ってカインズの工作室へ。
板取り図の寸法が間違ってて手直しが必要だったり、左右の側面の板の傾斜ラインを
きれいに揃えます。
こういう時は「パターンビット」を使います。
ガイドのベアリングと刃の外径が同じなので、ガイドとなる板にローラーを当てると刃物で削られる側は
ガイドと同じ寸法になるって訳。
写真のビットはローラーが上下に付いた優れもの。ガイドが上でも下でも対応できます。
上扉以外のパーツは全てボルト取付の構造にしていますので、取りあえず仮組みしていきます。
左側面にも扉の付いた開口を設けました。(メンテナンスのため)
ここのヒンジは抜き差し丁番にしてありますので、扉を完全に取り外す事も可能です。
上扉は接着剤とネジを併用し組み立てて、一番上の板を付けていない状態で本体の上に乗せてみたところ数mmの不具合が。
接着した側は直せないので、まだ付けていない上の板に削り込みを入れて調整。
この斜めの所をピシャっと決めるのは難しいやね。(^^;
上扉はガスシリンダーで保持するようにしましたが、構造上の問題で片側のみの取付。
上蓋に歪みが出てくるかもしれないなぁ。(^^;
ガスシリンダーの選定は苦労しました。上蓋の重量(各部材ごと)を計算し、重心位置を割り出し、
ガスシリンダーの上下の支点をシュミレートしてようやく決めたのに、設計通りの取付だと
蓋が閉まりきらなかった。(^^;
おそらく、重量計算で使ったMDFの比重と実際の比重が違っているんだろうなぁ。(^^;
結局、上蓋側の支点を回転中心側に10mmほど近づけてやることで無事解決。
写真では上扉に取っ手が付いてますが、何度も開閉してる際に必要性を感じ
急遽製作、取り付けしました。ちょうどφ24の丸棒が余っていたので。
左右のブラケットを削るのは防音ボックスがここまでできた状態でしたが、
まだ背面が未施工のため防音性能は「ゼロ」。(笑)
背面板を1枚物で取り付けてしまうと、色々問題があるので構造を思案中。
今日はこの後、背面の制御ユニットにある起動スイッチとスピンドル回転数設定用のボリュームを
手前側に移設するため、配線をやり替え。
それと集塵ホースをどう始末するのか、こちらも思案中。
内面の吸音材貼り付けは構造が固まってからの予定。
こんな構造で思っているような防音性能が発揮できるのか、ちょっと不安。(^^;
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コメント
うわー、こりゃすごい!
まだ仮組みだと思うんですが、この時点で精度かなり出てるように見えます。
うちのはもっと単純な構造ですが、ホムセンパネルソーでカットしたまんまでもこんなに隙間なくビシッとは行きませんでしたよ。
しかしうち以上に存在感ありそうですね(;´∀`)
投稿: (さ) | 2018年6月10日 (日) 20時06分
>(さ)さん
仮組と言うものの、吸音材を貼るのにバラすかな?ってな所でそのまま完成!となるかも。(笑)
確かに存在感は半端ないです。(^^;)
カミさんからは「自転車を外に出して、その空いたスペースに押し込むように」とお達しを受けてます。(^^;)
あと、耐震対策も。
取りあえず、来週末には背面の板取付して、集塵ダクトを通して箱として完成させたいと思ってます。それで音漏れ試験かな。
先は長いなぁ。(笑)
投稿: ita | 2018年6月11日 (月) 06時38分