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本日の木工作業

知人からの依頼で市販の木製品にロゴを入れて欲しい、と。
20180909_002_800

サクサクっと削りましたけど、この木の質感がなぁ。はっきり言っていまいち。(^^;
着色をしてこの色になっているので削った文字のとこは本来の木の色が出てます。
これはこれで文字がくっきりするのでいいのですが。

「もうひとつ、材料込みで任せてみる?」って聞くと「OK」の返事。
それじゃあ、と用意したのはウォールナットのムク板。

上部には製品版と同様のでこぼこの削り込みを入れます。
ロゴは大きなサイズで掘り込み。
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背面には脚を取り付けるために磁石を埋め込みました。
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脚を取り付けて置いてみるとこんな感じ。
20180909_011_800

この脚はそのまま反転して取り付けることもできます。
20180909_013_800

この状態で置いてみると傾斜がかなり緩やかになります。
実はこの板はネックレスを展示したり撮影したりする際のスタンドなんです。
なので縦置き、横置きの両方に対応できるようにしてみました。
20180909_014_800

仕上げはオスモカラー。色も質感も非常にいい感じになりました。
これなら充分満足していただけるでしょう。

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木工」カテゴリの記事

コメント

完成品、すごく綺麗ですねー
ネオジム磁石だけだとズレるかも…というのを考慮してダボ穴入れてるのもitaさんらしい

そうそう、Z軸の原点合わせを固定位置にして、エンドミル交換時にオフセットで原点出せるようにプログラム組んでみました。
オートツールチェンジャーみたいにエンドミルごとにZ軸オフセットが固定値じゃなくても出来ます。
素材表面でプローピングすると切削途中では合わせづらかったりしますが、これから開放され、さらにボタン1つで座標まで移動してプローピングするので楽です。
エンドミル交換によるZ軸のズレを最小限まで抑えられるので、もっと早く組めばよかった…って思えるレベルです。

あとFusion360のサブスクリプションが変更されたようで、4軸、5軸CAMも無料版で使えるようになったとか。
うちだとZ軸範囲が足りないので厳しいですが、itaさんのだと4軸は行けそうですね。

投稿: (さ) | 2018年9月 9日 (日) 20時17分

>(さ)さん
ダボに目が行くとはさすがです。(笑)
ネオジム、引き剥がす方向には強いけど、横方向へずらす力にはそうでもないからね。
ところで、使った分を補充しようと近くのダイソー行ったらこれが無かった。たまたまかなぁ?ネオジム、今、高騰しつつあるんだよね。(^^;)

材料の上面ではなく下面基準にするってことね。
CNCの動画見てるとそういう動きをするのも結構ありますね。
そうか、3次元切削だとその方が都合いいのか。
私はまだまだ2.5次元だからなぁ。(^^;)

A軸、それはちょっと惹かれるものがある。けど、現状のgrblは3軸までしか対応してないし。それまで替えてやらないといけないのがちょっとね。(^^;)
YZAの3軸で旋盤のような使い方で軸物の削りができるのでA軸は付けてみたいな。

投稿: ita | 2018年9月10日 (月) 06時57分

こんばんは。Sweet-peaです。
友人からこちらのステキなプレゼント受け取りました。
アクセサリー作りをしているので、今度ワークショップに持参したいと思います。支えの部分が磁石で取り外しでき、角度も変えられるんですね。とても重宝すると思います。友人と、そのご縁に感謝。

投稿: Sweet-pea | 2018年9月15日 (土) 20時43分

>Sweet-peaさん
いらっしゃいませ~(笑)

気に入っていただけたでしょうか?
自分が作ったもので喜んでいただけると作りがいがあるってものですよね。

実はロゴのフォントに結構手が掛かっているんですよ。
windowsのフォントの中から見つけた時は「ラッキー!」と思ったのですが、
大きく拡大するとギザギザなんですよね、あのフォント。(^^;
切削データとしてはそのままでは具合が悪いので、手作業で全ての文字の外形を
スムーズにしてようやくきれいに切削できました。

「今度はこんなのが欲しい」とかご希望があれば遠慮無くどうぞ。
直接でもH崎さん経由でも。(^^)

投稿: ita | 2018年9月16日 (日) 06時13分

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